酒と音楽、そして作業療法の話

主に作業療法、時折音楽や子育てのことを、酒を飲んだりしながら書いていきます。

作業療法士が身に着けるべき技術とは?

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この記事では作業療法士が身に着けるべき技術について書きました。

 

要点:作業療法士は幅広い技術が必要である

 

 作業療法士は分野によって色々な介入をしています。私も実習は地域、身体障害、精神障害など、色々な分野のところへ行きましたが、やっていることの一貫性を見出すことは難しかったです。 

 実習は、一か所目ではデイサービスで輪投げとROMをしていました。二か所目では、食事動作を見せいていただいたり、一緒に日記を書いたりしました。就職先の病院ではPNFとかボバース好きの先輩がいる中で、なんかカラオケとかアクティビティとかもやってました。

 どんなことを勉強すればいいのか…難しいところです。

 

 カナダ作業遂行モデルや人間作業モデルには作業療法士が治療戦略を使えばよいか、何が作業療法士が持つべき技術か、書いてあるので、なんとなく、悩んだときに読み返しています。

 

カナダ作業遂行モデル

 カナダ作業遂行モデル(CMOP)は公正を社会的理想に掲げ、OTの中核能力を作業の可能化、においています(ですよね?笑)

 CLの作業を可能にするための作業療法士の技能として以下をあげています。

・適応
・代弁
・コーチ
・協働
・相談
・調整
・デザイン、実行
・教育
・結び付け
・特殊化

 これも、これだけ見るとふわふわですね笑。人間作業モデル(MOHO)の治療戦略よりはかなり広めになっているように思います。私は、MOHOもCMOPもかなり影響を受けていますが、イメージとしては、CMOPは扱う範囲がかなり広めで、MOHOは少し枠組みがきっちりしているイメージです。勝手なイメージですけど。

 ケアマネさんにCLから言いにくそうなことを代弁してみたり、今後のサービス利用をどうするか相談してみたり。ある意味当たり前のことかもしれませんが、それも作業療法の可能化の技能のうちなんだと思えました。そうしたら、リハ業務のほとんどがリハビリだなぁなんてことを思うことができたのがこの技能です。

 ちなみに機能訓練はないの?と思うかもしれませんが特殊化に入ります。

 

人間作業モデル

 MOHOでの治療戦略とは、クライアントが望む変化を促進するために行う作業療法士の行為のことを指します。

・妥当にする
・明らかにする
・フィードバックを与える
・助言する
・交渉する
・組み立てる
・指導する
・励ます
・身体的支援を提供する

 ふわふわだしちょっとわかりにくい、日本語ですね笑。今回は細かくは触れませんが、最初にこの戦略と出会ったときは衝撃的でした。あ、機能訓練入ってないんだって。身体的支援を提供する、はあくまで、運動技能の問題でできないことを、セラピストがやってあげるものなので機能訓練ではありません。

 でも、なんか素敵な戦略ですよね。作業療法士はCLを作業従事させるためにこういうことをすればいいんだって感動しました。

 でも、なんかね、講習会での勢いも相まって機能訓練しちゃいけないのかとも思っちゃいましたよね笑。CMOPはもうちょっと柔軟性があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 結局のところは、まあやっぱりふわふわしてるんですが…。でも、なんとなく、どんな技術を習得すればいいのかを教えてくれます。

 

 


 では、また!