この記事では生活行為向上マネジメントの実践者の私が、指導者になれるまでを日記的につけていこうかと思います。
要点:生活行為向上マネジメントの事例検討会は、躊躇せず、どんどん発表しましょう!
思えば生活行為向上マネジメントの基礎研修を受けてからもう2年以上経っているような気がします。事例発表をして1年半、そして事例登録をしてから1年以上経っております…。
今は、登録した事例が修正後再審査(C)で帰ってきたため、修正して、再提出しているところです。どんな結果で帰ってくるのか…。
ひとまず、今までの実践者になるまでの道のりを少し振り返ろうかと思います。
生活行為向上マネジメント実践者になるには?
まずは基礎研修を受ける必要があります。その後、事例発表か、事例報告をすることで、実践者となることが出来ます。事例発表は県士会レベルで行われています。事例報告は作業療法協会の事例登録のページから行うことができます。事例登録は不合格でも、実践者になることはできます。事例登録は不合格でも、実践者になることはできます。
MTDLP基礎研修受講
数年前から、OT協会の基礎研修を終了するためには必修となりました。研修は県士会単位で開かれています。今ではOT協会のe-Learningでも受けられるようになっています。詳しくはこちら。
マニュアルは私のときは2版でしたが、今は3版が出ています。県士会によって研修の際に購入するかしないかまちまちのようですが、後々事例をまとめたりすることを考えると、基本的には購入したほうが良いと思います。
基礎研修は、生活行為向上マネジメントの概論と、グループワークによる事例検討からなっています。色々な方とお話し出来るのは意外と楽しいです。研修自体は若い方が多いようです。
概論90分、演出330分とかなり長丁場の研修ではあります。私は…疲れました笑。
事例検討会
実践者になるためには、事例登録か、事例検討会で発表をしなければいけません。
私は、比較的時間がかからなそうな、事例の発表を選びました。事例検討会での発表者は私一人で、しかも、聴きに来た方の中には元職場の上司が二人という地獄絵図でしたが、何とか乗り切りました。辛い…。
発表の際には、発表用のレジメと、マネジメントシート、発表用のスライドを作成することになります。どこの検討会も少人数のことが多いようなのでそこまで緊張する必要はないかと思います。
事例発表の場合は、発表が終われば、後日、生活行為向上マネジメント実践者の証明書が送られてきます。
ちなみに事例登録についてもちょっとだけ…。事例登録は、生活行為向上マネジメント指定のフォームがありますので、普通の事例登録と間違えないように気をつけてください。事例登録は審査が終わるまでに少し時間がかかります。以前は一年近くかかることもあったようですが、現在は改善されています。2019年5月現在では、4月に出した事例がすでに審査中となっていますので、4カ月もあれば結果が返ってきます。結果が帰ってくれば、合格、不合格にかかわらず、実践者になることが出来ます。
事例発表すると歓迎される
生活行為向上マネジメントの事例検討会は、基本的には発表者が少なくて、発表者を探していることが多いです。私も、発表時一人でしたので、とても丁寧にフィードバックをいただいたり、後日、わざわざ事例登録のためのフォローアップ研修まで開いていただけました。なんかわからないですが、非常に歓迎されます笑。そのおかげで、県士会の方ともお知り合いになることが出来たので、いい経験になったなと思います。
次回は、事例登録してから、修正後再審査になるまでを書こうかと思います笑。
では、また!