酒と音楽、そして作業療法の話

主に作業療法、時折音楽や子育てのことを、酒を飲んだりしながら書いていきます。

【書籍】居るのはつらいよ

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 ツイッターで何人か読んでいる方を見かけたので、タイトルにつられて私も「居るのはつらいよ」を、読んでみました。なんか、ひょっとしたら軽いネタバレかもしれないので、読むことを決めている人は、この記事は読まない方がいいかもしれません。

 

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)

 

 

 

 著者は臨床心理士の方です。学術書のつもりで書いているとのことでしたが、エッセイのような感じで読みやすかったです。様々な登場人物のとの関わりや、精神科デイケアを通しての日常や、それに対しての考察などが書かれています。

 

 副題は「ケアとセラピーに対しての覚書」です。ケアとセラピーというのは本来はっきり分けるようなものでもないですが、ケアは軽視されて、セラピーが重視されるという構造があると思います。セラピーには報酬がつくけども、ケアにはあまりつかない。

 

 居ることが難しい人たちは、どこにいればいいんでしょう。いるためには、いる場所が必要だけども、それを守ることは難しい。

 

 リハビリ職は出てきませんが、読んでみると考えることはあると思います。どうしても、クライエントに変化を求めがちですが、居る、円のように回る日々を繰り返すことが大変な人もいます。

 

 ケアとセラピー、ケアとキュア、これは分けて考えるものではないなと思いましたし、どちらが上下でもないのだなぁと…。

 

 若干、消化不良なのでまた読むと思います。読まれた方は感想を教えてください。

 

 では、また!