酒と音楽、そして作業療法の話

主に作業療法、時折音楽や子育てのことを、酒を飲んだりしながら書いていきます。

【書籍紹介】レンタルなんもしない人というサービスはじめます。

  最近は、ちょっと読みやすそうな本を読むことにしていました。レンタルなんもしない人はツイッターで何度も目にしていたので気になる存在でした。どんなことをして、どんなことを考えている方なのか気になって読みました。

 

 この本を読むことで、なんもしないけど役にたってる、という状態、大げさに言えば、ただただ人が存在するだけで役に立つこともあるだということを感じることが出来ました。

〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。: スペックゼロでお金と仕事と人間関係をめぐって考えたこと
 

  

 「なんもしない」という定義が難しいが、そのあたりの定義は本人も確認しながらレンタルされているようです笑。

 

 なんと、レンタル料金は無料で、交通費や食事代等の諸経費のみをもらうことにしているようです。確かに「お金」が絡むと「なんもしない」ということは一気に難しくなるけども、本当は「なんもしない」っていうサービス必要だなーと凄く思う本でした。お金が発生すると、役に立たなきゃと思って、押しつけがましくなったり、良かれと思って提案してみたり…しかしそれは相手の存在を脅かすことになったりするわけで、この「なんもしない」サービスを、お金をもらわずにやっているということはとても需要があると感じます。

 

 また、本の中に出てくる「存在給」という言葉もとても面白く、「存在しているだけで価値はある」、「存在しているだけで給料はもらえる」といったニュアンスの造語らしいです。生産性が求められる中で、ただただ存在するって難しいと思いますが、「なんもしない」サービスはその価値を教えてくれると思います。

 

 自分一人では怠けてしまうけど誰かに見ててもらえればやる気になる、赤の他人だからこそ今まで誰にも話せなかったことが話せて楽になる、などちょっとしたエピソードが色々と出てきて、それに対するレンタルなんもしない人の考察が書いてあるという形式で進んでいく。読んでいると「なんもしない」というサービスがなんとなく人を癒したり、やる気にさせたり…なんもしなくても、人は役に立つ場面がありそうです。

 

 レンタルなんもしない人も、定職を持たない、がつがつしていない感じで…マッチョになれない私のような人達には、生きていくためのヒントが隠されていそうな本でした。

 

 

 

 もう一冊本があるようで立ち読みしたのですが、こちらのほうはもう少し依頼内容について細かく書いてあるようでした。時間が出来たら買ってみようか…。

 

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話

 

 

 では、また!