酒と音楽、そして作業療法

主に作業療法、時折音楽や子育てのことを、酒を飲んだりしながら書いていきます。

【メモ】病院における作業療法提供への違和感~訪問看護ステーションから病棟勤務へ~

f:id:sake_ot:20200504000125j:plain


 ご無沙汰しております。かなりしんどいご時世ですが、なんとか元気にやっております。ブログの料金支払いの案内が来たため、もったいないので書こうかと思い開きました…汗。無駄にしないようにしなければ。

 

 長年勤めた訪問看護ステーション勤務を終え、病棟勤務に戻っております。訪問リハ事業もしているのでいずれはまた訪問も始まると思うのですが…早く外出たい…笑。状況も状況なので気長に待とうかとは思っております。

 

 なんかスタッフや、患者さん達がいるOT室の中で業務を行うのはまだまだ違和感が抜けないですが、担当を持っているのでそんなことを言っている場合じゃないです。しかし、違和感を忘れないうちにメモがてらブログに書こうかと思います。

 

 以下、久々の病棟勤務で感じた違和感や今後に活かしたいことです。

 

・介入する文脈がどうしても不自然になる

 勤務先の違いもあるかとは思いますが、以前よりも退院先がふわっとしている方が増えた印象です。退院先の選択肢も広がったということもあるかもしれないです。退院先が決まらないとどうしても、なぜするのか、どうやってするのか、いつ、どこで、誰と…なんとなく見えないまま、ADLやIADLの練習を行っていくっていうのは、なんとなくもやもやポイントではあります。今後…というか今もコロナで多いですが社会的入院のような方々が増えてくると、退院先の生活を見据えての作業療法の提供が難しくなるなという印象です。

 

・活動と参加に焦点を当てすぎて介入が不自然になる

 先ほどの項目と連続になるのですが、何もわからないときの活動と参加へのアプローチってどのくらい意味があるかなと思う中で、活動と参加に焦点を当てた目標や、介入が以前よりも重要視しなければいけないと思うのですが…何も決まってないときには患者さんとも目標共有ができないので、心身機能レベルのかかわりもかなり大事かなという印象を受けました。

 

 上記二つに関しては、作業の手段的利用と、目的的な利用のバランスをしっかりと整えていこうと思ってます。

 

・生活歴がわからないことが多い

 訪問なら家に入るとなんとなく置いてあるものを見たりすると利用者さんの雰囲気がわかったりするものですが、意思疎通できない方で病室を除いても本当に手掛かりがなさすぎるというのが正直なところです。カルテには医学的な情報の記載は多いですが、生活のことはほぼ皆無です。病院のセラピストが何に困るのかなんとなく理解できました。認知症の方も以前よりも増えてきているので、ライフヒストリーカルテのような仕組み作りは早急にしなければいけないと感じました。

 

・なんか全体的に流れがゆっくり

 「早く家に帰りたい」の希望に対して、なんかもう少し早く動けそうな感じがしてしまいました…。仕方ない部分も多いとは思うんですけどね。そして早く家に帰りたい、の気持ちの中で、介入し続けるのがまた難しいなと…。在宅に出て思ったのは、意外と病院の医療職が思ってるよりはサービスもいろいろあるしちゃんと家に帰れるよ、っていうのは思います。

 

退院支援とかまでするとまた色々思うところはあるかもしれないですが…とりあえずちょっとずつ、解決できるように頑張っていきたいところです。それではまた!

【送料無料】 はじめての訪問リハビリテーション / 吉良健司 【本】

価格:4,180円
(2020/5/3 23:54時点)
感想(0件)